介護職員研修(人間力向上研修)
介護職員に求められる「力」とは
一般的に、介護現場での研修と言えば、「技術力」を磨くためのスキルアップ研修が多く行われています。プロとして身に付けておかなければならない知識や技能、ノウハウなど、より良いサービスを提供するためには当然に必要なものですから、そのレベルは高いにこしたことはありません。
では、よい介護サービスを提供するためには、技術力やスキルを磨くだけで十分なのでしょうか?
ここに、二人の職員がいるとします。介護のスキルレベルは、二人とも全く同じです。
- Aさん … こなさなければならない仕事はたくさんあるが、常にご利用者様に寄り添い、目線の高さを合わせ、笑顔を絶やさず優しく語りかけながら介助をする
- Bさん … やらなければならない仕事が沢山あるため、常にイライラし、口にこそ出さないが「早くしてよ、私は忙しいのよ!」と思いながら、無言・無表情で介助をする
介護施設の職員として、理想的なのはどちらだと思いますか?多くの方が、Aさん、とお答えになるのではないでしょうか。では、Aさんの何が素晴らしいのでしょう。
それは「人間力」です。当事務所ではAさんのような人間力の高い人財を育てるための「人間力研修」を開催しています。
「人間力」=人間性+形(表情、態度、所作、言葉、行動)
では、そもそも介護現場で求められる「人間力」とは、一体どんなものなのでしょう。
どんなに素晴らしい人でも、その「心」を直接見ることはできません。「表情」や「態度、所作、言葉、行動」といった形に表さない限り、外からはわからないのです。
たとえ先ほどのBさんが、心の中ではAさんと同じように優しい心を持ってご利用者様に接していたとしても、無言で笑顔もなかったとしたら、その「心」は無いのと同じなのです。
「人間力」とは、「やさしい心」「思いやりの心」「人を愛する心」、これらの素晴らしい「心」を、正しく、わかりやすく「形」にして伝えることが出来る力のことです。
そして、「正しい形」を「正しく伝える」ためのスキルを身に付ける研修が、「介護人間力研修」なのです。
介護人間力研修について
受講のメリット
「人間力研修」を受講することで、以下のようなメリットを得ることが出来ます。
- 職員の仕事に対するモチベーションが上がり、誇りを持って職務に専念できる。
- ご利用者様への接し方が丁寧に、思いやりあふれたものになり、サービスの質が向上する。
- サービスの質が向上することで、事業所の評判も上がり、売り上げも伸びる。
研修内容
「人間力研修」は、2時間×6日を基本としています。
1日目 | 「介護現場で“はたらく”ことの意義再発見」 「天職とは」 |
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2日目 | 「介護サービスの質を決定する人間力とは?」 「挨拶のレクチャーと挨拶訓練」 |
3日目 | 「人間力を高めるための具体策(スキルとモラル)」 「笑顔のレクチャーと笑顔訓練」 |
4日目 | 「ご利用者様やご家族様の満足度を高めるための自己改革とは?」 「報恩感謝の心」 「恩返しの法則について」 |
5日目 | 「介護現場で自らの存在価値を高めるために!」 「プラスのストロークの実験」 「精神的ストロークと身体的ストローク」 「自喜喜他の心」~自喜喜他の生き方をしよう |
6日目 | 「自己成長の根本的考え方(心の習慣)」 「自己反省の心」 「同類親和の法則とプラスの氣」 |
費用
36万円~(別途消費税を頂戴いたします)
※分割払いも承ります。
※助成金の活用により、事業所負担実質0円での実施も可能です。
是非お気軽にお問い合わせください。